でも実際にはどうしてもやりたいことが見つからないこともあります。そういう時にどうすればいいのでしょうか？色々なアルバイトをして試してみる？自分探しの旅に出る？選択肢は色々ありますが、一番早 い方法は自分で期間を決めて、興味のない仕事でも一生懸命やってみることです。

　ただ、ここでいう「一生懸命」とはこれまでのマイペースで頑張ることではありません。周囲の人達から「あいつ、新人なのにありえないテンションでやってるな」というほどのハイテンションで自分が決めた目標の日まで走りきるイメー ジです。

なぜそれが必要か？

　多くの人は自覚の有無に関わらず、自分の能力や可能性に自分自身で期待しているもので、自分に何ができるのかがハッキリ実感できていないためにやりたいことが見えな いと言われています。どんな仕事でも一生懸命やり続けると自分の潜在能力が引き出されたり、自分の特性(専門職タイプか総合職タイプに向いているかなど）が実感として分かってきます。 また一生懸命やり続けると自分の姿を見ている周囲の目や評価も変わってきます。

　人は一生懸命な人にはその人に対する本音の評価を素直に話してくれるものです。自分の能力や特性に気付き、他人から本音の評価を受けたときに初めて自分のやりたいことが具体的に見えてくるものです。

自分自身のことについて思い悩み、決心した人ほど目標をやり切って能力を開花させる可能性が高いことを当社は知っています。（実際に現在、店舗で上位職として活躍している人はほとんどそうです）

　だから会社としてそういう人が頑張りやすい環境を整えたり、支援するこ との重要性を特に考えています。中には一生懸命やった結果、自分が本当にやりたいことは当社の事業の中にはなかったことに気付く人もいるでしょう。

　大いに結構です。その時はみんなで笑って送り出します。でも一生 懸命やった者同士の絆は決して切れることはありません。悶々と思い悩む より自分を信じてはじめの一歩を踏み出してみてください。自分を見つけ たいという強い思いを持つあなたのチャレンジを私は全力で支援します。

一般社員

　当社は大々的な入社説明会はしていません。当社が新卒者に求める条件はただ一つ。「真面目にひたむきに頑張れる人か」どうかであり、応募者には個別にその意思確認をするだけで十分だと考えるからです。正直、学校の勉強で「覚えたこと」は今の時代、検索エンジンに入れれば誰でもすぐに知ることができますし、そういう知識は仕事ではあまり価値がありません。

　しかし真面目にひたむきに頑張り続けることができる人は、すぐに仕事ができなくても周囲から好かれ、支援されてどんどん仕事を覚えていきます。 パチンコ業界はそんな人ほど早く成長して、会社に貢献し、性別に関係なく若くして高い報酬を得ている人がたくさんいます。もちろん当社も例外ではありません。

　パチンコ店を経営する会社はたくさんあります。ただ、業績が伸びているか？自分にチャンスがあるか？働きやすいか？将来の安定性を考えて具体的に動いている会社か？当社は今それらのバランスが非常に良い状態だと自負していますし、常に社員が前向きな気持ちで働けるバランスを重視しています。本物志向を求める人はぜひエントリーして頂きたいと思います。

　その過程で中途入社の社員が会社の成長と発展に貢献してくれたことは言うまでもありません。ただ、中途入社の社員の中でも当社で能力を発揮する人とそうでない人がいます。入社から短期間で活躍できる人の共通点があります。ぜひ応募者には当社がこれまで積み重ねてきた社風を理解し、その前提で力を発揮できるかどうかを考えて頂きたいと思います。

稼働に対して強い執着がある人

　商売人の感覚を持った人は自店や自社がどのくらい儲かっているかにシビアにこだわります。例えば経費についは「自分の財布からお金が出ている」くらいの感覚で徹底的に品質とコストを追及する姿勢を持っていますし、ボールペン１本購入するにしてもそれがどのように利益につながるのかを考える習慣を持っています。商売人のワンランク上の「プロの商売人」とは、そのようなシビアな感覚を個人単位でなく、店や会社の風土として根 付かせるように指導できる人です。

プロの商売人

　当社はパチンコビジネスの最重要課題は「稼働を上げること」だと考えています。つまりどれだけお客様を集客して楽しんで頂くかということ。お客様に喜んでもらえる企画や質の高い接客、適正な利益配分、競合優位性など様々な要素がプラスのスパイラルで回り始めた時に稼働が上昇してきますが、そのスパイラルの中心には必ず稼働に執着している人の存在があります。

このような執着心はこれまでのキャリアやポジション、社歴の長さなどに関係なく発揮されるもので、当社では管理職に必要な一つの能力として捉えています。稼働が上がるということは店の営業が正しい方向に進んでいることの証明であり、キャリア採用ではそこを意識して行動できる人かどうかが評価の基準になります。

自分で考え、自ら行動できる人

　言われたことしかやらない人は相応のポジションと報酬に甘んじるしかありません。自分で問題点を見つけ、改善策の仮説を立ててすぐに行動。トライ＆エラーを粘り強く繰り返しながらよりベターな判断を導き出し、施策を速やかに実行できる能力が求められます。

過去の成功体験にしがみつかない姿勢

　過去の成功体験は必ずしも今の状況やタイミングで通用するとは限りませんし、場合によってはそれらをすべて否定しなければ新たな解決策を導き出せなかったり、大事な判断を誤ることもあります。当社は過去の成功体験を実績としては認めますが、営業会議ではリセットして考えています。

　今、目の前にある現実から先の見通しを考え、営業施策の議論を進めていますので、過去の成功体験云々の話はほとんど意味がありません。よって、キャリア採用では、その強みである経験に加え、初心の謙虚さと素直さ、成功体験を捨てる勇気を併せ持っているかを重視しています。

店長・店長候補

　当社は店舗管理者の基準を「店舗管理能力×当事者意識×責任感」を併せ持つ者と考えています。掛け算にしているのは一つの要素が「0」なら答えも「0」になるという発想があるからです。

　店長は店の品質管理、集客、人の育成、機械の選定、予算管理などやることは多岐に渡りますが、当社は店長の個性を大切にし、実力のある人にはどんどん権限を委譲しています。実力主義の評価制度を取っており、報酬やポジション、待遇もその都度評価・改定していきます。「自分の店」という感覚と自分の力で成果を勝ち取ってください。